ハンドレールナブ(ノブ)

鉄道模型社の ED17 を改造する過程で, ハンドレールナブにロスト製と挽きもの(旋盤加工)があることに気づいたが, 後者のほうが造形的には優れている. 最近手に入れたマクロレンズで旋盤加工で製作されたと思われるハンドレールナブを撮影してみた. 左から珊瑚模型製, ニワ模型製, SARUHASHI 製で, それぞれ高さは 1.8, 1.2, 1.2 mm であり, 取り付け孔は両側のものが 1mm でありいかに小さい部品がよくわかります. この球形の部分にさらに小さい 0.45-0.5 mm の孔が開けられているのですが, どうやって中心に孔を開けるのか私にはわかりません. さて鉄道模型のブラスキットはこのような精密な部品の集大成であり, キットの製造がいかに大変であるか部品メーカさん含めて頭が下がる思いです.

輸入電気機関車の雄 ED54 完成

大きな車輪を持つスイス生まれのED級電気機関車であり, ブフリという特殊な動力伝達機構を有するためにまったく左右の側面形態が異なる, 大変無骨なスタイルを有する本機はまさに輸入電気機関車の雄であると思います. このED54 という輸入電気機関車の模型は今は無き鉄道模型社ないしは精細高級で名高いムサシノモデルからしか出ておらず, 前者のものでもキットのみの販売で, ヤフオクに出ていたとしても思い切った金額を入れないと入札に成功しません. 私もこれをもって一通りの輸入電気機関車が揃うという段階でようやく手に入れることができました. 仕掛かり品で, この状態にまで製作していただいた方には大変感謝です. このキットが最初に発売されたのはまだ日本のHO/16番ゲージの黎明期で, その時期にここまで完成度の高いキットが販売されていたこともまたすばらしいことです. 調べると発売初期には左右のエッチングに間違いがあった時期もあり, 駆動装置も初期は B, C 軸を駆動して, A, D 軸にはスプリングベルトで伝導とありますが, その後修正のため最終の駆動伝達方式に変更するキットが発売されたとのこと. A軸とD軸が左右に首を振って線路の弯曲に追従する仕組みはなんと実物と同じであると知った時には本当に驚きでした. 完成に至るまでの経過を是非記事で読んで下さい. ED級輸入電気機関車

安達製作所 ED15 16番キット 機械遺産(日立製作所)

10年以上前に一旦生地完成にまで至っていた安達製作所ED15 キットに手を加えてほぼ完成させた. 塗装に苦労, LED 点灯化で苦労. ここまでくるのは大変な苦労の連続で, このキットをちゃんと完成させている方は本当にどれだけいるのでしょうか. 特に台車の組上げは本当に難しいです. また小径レールの走行はまたまた苦労の連続で, 現状でも台車の接触でショートをきたすのでちょうど内側の砂箱の後面ないしはエアタンクの前後面には絶縁テープの貼付が必要です. 下回りのトビカトップガードという塗料がカーボン素材であり, 電気伝導性があるための困難と言えます.

ED級輸入電気機関車

ED級輸入電気機関車 ED15