新型複合神経診断装置・打腱器 (アスターKNTシステムハンマー)

新型複合神経診断装置・打腱器 (アスターKNTシステムハンマー)

旋盤加工を中心として試作品の製造を行う鬼頭定明さんとその弟子でフライス加工などのできるタケウチ興業を経営する竹内良さんそして医療器具製造販売業の免許を有するアスター電機の西村聡晶さんのご指導の下, ようやく30年来の夢が叶い, 新型リフレックスハンマー(神経学で用いる打腱器・複合神経診断装置)を上市するに至りました

実用新案登録番号第3202768号(登録日平成28年1月27日) そして厚労省PMDAの認可を受けた医療器具ですから安心してご使用頂けます.

医療器具であるための許認可を受ける性質上どうしても高価となります. このような実情があって今まで新たな医療器具としての神経診断装置が発売されなかったと理解できます. この製品には以下の特徴があります.

音叉を備えた音叉付きタイプと柄だけの普通タイプがあります. 両者はハンマーの叩打部分である頭部の部品に互換性を持たせてあります. 音叉タイプは叩打部分を外すと音叉になります.

いずれのタイプでも刷毛と針を内蔵しています.理想的にはルレット内蔵したかったのですがコスト的に困難でした.

内臓針は装着したままの状態でも足の裏を擦過して Babinski 徴候などを導出する突起の役割を果たします.

音叉の二股の両方に(針を内蔵する)突起を有しており, Babinski と Chaddock の両 部位を同時に擦過刺激することが可能です. エビデンスはありませんが経験的に鋭敏に錐体路徴候をキャッチできると推察します.

製品はジュラルミン製で, 表面は硬質アルマイト処理が施されており, 鋼より硬く傷が付きにくくなっています. しかし各部に穴が開いておりデリケートな設計ですので,落下させると変形故障の原因となり, くれぐれも落下にはお気を付けください. 後の方の紹介ビデオでは硬質アルマイト処理をする前の製品を用いており,表面の性状が異なります. 硬質アルマイト処理では表面は梨地~縮緬状になります. 実物はくすんだ金色という感じです.

音叉付きタイプ

頭部を外し, 刷毛を挿入してねじを締めれば音叉としての使用も可能. 現在はこの単独での販売計画はありません.

 

普通タイプ

ハンマー柄の部分は末端に行くほど厚みが増しており, 振り回しても手から離れないような設計です, これは本物のハンマーと同じ考え方です.

この設計ではゴム部が脱落して紛失する心配はありません. 内臓針にもOリングを装着, 緩みと脱落を防止します. 針はクロスステッチ針であり先は尖らず,先丸です. 刷毛は大手メーカーに依頼, お化粧に使えるものと推察します. ハンマーは肩たたきにももちろん使用可能です.

3D 画像が見られます(スマホでは不可能です)

音叉タイプ

ハンマータイプ

製品の紹介ビデオ

ビデオでは硬質アルマイト処理を施す前の製品を使用しています. アルマイト処理を施さないと表面にすぐに細かい傷が付いてしまいます

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アスター電機