Marantz M-CR611 ネットワーク CD レシーバー ピックアップ修理

それほどヘビーユーザーでもないのにこの機械は CD を読み込まなくなった. その前兆は音飛びであった. CD が聴けないのは不便なので重い腰を上げて修理を試みる事にした. まずはピックアップの品番を調べると唯一 you tube に出ていたものから SF-P101N と判明した. 早速「CDピックアップ SANYO SF-P101N 16P 光 ピックアップ 光学レンズ 三洋 修理 部品 社外品 CD 」を Amazon で1780円にて購入した. 残念ながらこれに換えても動かなかった. 非対応と出て CD のモーターが回らないようであった. まあこの機械は外れだったのかと思って次に 「mercy tools OluOlu CDピックアップ SANYO SF-P101N 16P 光 ピックアップ 光学レンズ 三洋 修理 部品 互換品 (SF-P101 16P) 」を同じく Amazonにて 1130円で購入した. こちらをインストールするとき際にCD トレイの出入りが以前より遅いことに気付いたのでトレイを動かすゴムベルトも替えてみた. 結果は大成功で, 1780円は授業料で実質1130円で修理ができた. ゴムベルトを取り替えたことが功を奏したのかは今となっては不詳であるが.

 

鬼頭氏作製超弩級ターンテーブルが我が家に

師匠鬼頭定明氏がかつて作製したターンテーブルの 1 号機を譲っていただけることになった. すでに 2 号機を愛用していた氏はこれを廃棄する予定であるというので, 喜んで取りに行った. 我が家に到着したのは 2023 年 4 月 7 日夕刻である. 早速同日には PD300 の置かれていた場所に設置した. 台枠とターンテーブル (プラッター) は分離して運搬したが, 両者一体では重くて一人では持ち運べられない. 台枠を設置後上からターンテーブルを載せることは一人でできるが逆にターンテーブルを抜くことは一人ではできないので人の力を借りる. 以前も述べたが磁石の反発で浮いている構造であるが軸は1/100mm の精度で軸孔に刺さっているので均等な力で持ち上げないと抜けないのだ. 抜くときに中腰の状態になるので一人で持ち上げられない. 小型水準器で適当に水平を出して回してみる. 直前にスマホにインストールしたRPM speed and wow というアプリを使って RPMと WOW を測定する. 残念なことに1.6% などと高い WOW 率が測定された. またWOW がグラフで書かれるのを見るとサインカーブが描かれた. 60/33.3 という事で約1.8Hz で回転速度に変化があることになる?. モータープーリーを介してターンテーブルは 5mm 幅のゴムベルトで回転している. 張力はあまり関係ないと思ってモーターは適当なところに置いていたが, ベルトがすこしタイトであるらしい. モーターの設置やベルトの張りや本体の傾きの設定など非常に様々なパラメーターで wow が変化し, 非常にシビアな設定が要求されることが分かってきた. 軸孔はオイルレスメタルで作られており注油は不要であるが, 手で回転させたときにわずかに摺動音がした. 手元にさらさらのシリコングリースがあったのでダメ元で塗ってみたら音は消えた. 多少は軸の回転には摩擦抵抗があるようだ. 現在はたこ糸を使用して wow は 0.18~0.25% まで低下し, これで実際に音楽を聞くとピアノの緩徐演奏でも聴覚的に wow は感じられない. 聴覚的にはピアノの音が最も鋭敏に wow を反映している.

超弩級ターンテーブル奮戦記

Marantz SA 8260 (SACD) 修理

Marantz SA 8260 (SACD) CD プレイヤー修理

CD プレイヤーは古くなるとレーザーの問題などで CD 上の TOC という情報を読み込めなくなるようです. ネットには自分で修理する記事が載っており, 運良く私も直すことができました.

上記が中古で購入して TOC 読み込みができなくなった SACD プレイヤー

これが手に入れ, 交換した部品です.

ではここをみてください.

Marantz 7 再製作

42 年前の作品を現在の部品で再製作する事ができるか試してみたくなり, 部品を検索すると揃いそうな予感がした. 作るしかない. しかし 2022 年の夏も本当に暑くてとてもホビールームに行くことができない.

それでもシャーシの穴開けはすべて成功しあとは配線工作である. すこしずつ前に進むしかないが, 難工事が続く. 42 年前に一夏で製作できたとすると若さにはかなわない.

Marantz 7再製作中へ

Marantz M-CR611 ネットワークCDレシーバー その2

この機械が調子の悪いことは既に書きましたが,その後も WiFi につながらなくなったりぷっつんと音が途切れてしまうことが継続しています. 最近再度WiFiにつながらなくなりnet に出ていた方法を試し, 電源コードを抜いて, 電源スイッチを数回カチカチ, 30秒間ほどおいて再度電源コードをつなぎ, スイッチを入れます. 不思議にこれで復活しました. 考えて見ると起動が怪しくなったPCを直すのと同じ手順で, この手の機械は家電ではなくPCと思えば良いことに気づきました. またこのリセットは気長にやらないとだめで, 静電気やキャパシター, メモリーなどの問題があるようなのです. 確かにこのようなことをしないと使えない機械というのもちょっとですね. さて復活で気をよくして, 新たにリッピングしたCD からの wav dataを NAS に入れてみました. 残念ながらその data をレシーバーはすぐには認識しないのです. 一般的なPC世界の常識がこの機械にはまったく通じません. 読み込みでindexされたdataを経時的に更新する機能が無いようなのです. real timeでは作動していないと考えたらよいのでしょうか. 電源を切って再度立ち上げることでようやく認識できました. そのようなことをするのはどうも面倒で, 不便な機械と言えます. この機械を購入してPC audioから遠ざかり気味なのはこうした不確実性によります.