有名な真空管プリアンプ Marantz 7 のコピーを 42 年ぶりに再製作した.CR によるトーンコントロールは cut / boost の方向が逆になってしまったが直さないことにした. 1 kHz 矩形波出力を持つ小型のオシロスコープをお借りし, トーンコントロールがすべての段で正しく動作することが確認できた.最低限度の配線でフォノとCDが試聴できることを確認したのだがいざすべての配線をし終えると低域で発振し本当に参った. 完成にはほど遠いことが判明. 一度基板も外して部品の付け間違いが無いか確認. 一部左右の配線が逆になっている部分があったが直しても発振には変わりなく, ネット記事を参考にフォノ 出力に 1kΩ の抵抗を直列に入れると見事に解決された.
この写真では配線が一部左右が逆になっている. 初心者の失敗である. この写真では 1k Ωはまだ入れていない.