2017年 Parkinson氏へのオマージュ: 新型打腱器

1817年にロンドンの医師 James Parkinson氏が 「An Essay on the  Shaking Palsy」というtitle の論文を発表しました.その後今日まで200年が経過. その間のParkinson病研究の進歩には目を見張るものがあります. しかし患者さんの症状は200年で進歩したり変化したりしたでしょうか. きっと変わっていないと思います.

神経内科では打腱器を用いて, ないしは針や刷毛と言う原始的な小道具を用いて診療をします. ではその道具は進歩したでしょうか. あまり進歩していないしないしは進歩する必要もないのかも知れません. しかし私は常に携行しうるall in one の診療道具を探してきました. これらの道具を用いた診療は200年変わることがありません. 外来でも病棟でも手軽にポケットから取り出して使用できるよい道具がなければ神経の診断は出来ません. 私はとうとう理想的なものを自分で製作することにしたのです. Parkinson 氏へのオマージュを込めてこの打腱器を新発売します.

こちらもみてください

 

コメントを残す