天賞堂の中古不動ED42を購入し, ED41へ改造していたがおおかた完成した. できるだけお金をかけずに, 壊れたパンタグラフもそのまま修理したのだが,このパンタグラフはPS11と思われ、輸入時のオリジナルよりは一回り小さく迫力不足である. 屋根上に載っている円筒形のエアタンクは直径5.1mmの真鍮管を加工して使用. 両端のドーム形状はエポキシパテで成形した.ドーム形状が不完全だ.帯板を側面に張り巡らし, いい加減だがリベットも表現. 微妙にED42とは窓の大きさが異なるため上方に削って広げた. 前妻面は三つ折りのヨーロッパ風でこの表現と前面のデッキにある手すりの形状表現には十二分に工夫が必要. 完璧な表現は目指さず, できるだけ時間と労力をかけず, この結果となったが, 最終段階でさらに理想とは遠い結果の塗装となり, また完成後にモデルシーダーの点灯装置が一部破損し, 購入し直しとなっている. 実物の写真を見るとすばらしい重量感と抜群のスタイルであり, それにはやや遠い. 塗装は大失敗で表面はでこぼこ. しかし100年近い前の電気機関車の表現としてはこの失敗塗装がかえって良いか.