スタックス社 CP-Y と ECP-1 (専用イコライザー)の夢

スタックス社 CP-Y は静電式カートリッジであり, これを動かすには ECP-1という専用イコライザーが必要である. これらを net で検索すると現在でも中古品や記事が出てくるので現在でも伝説的人気があるようだ. 私は本体を売ってしまったが ECP-1 はまだ死蔵している. バッテリーの寿命がきたと考えて充電池を替えたのだが稼働せず, 接続ミスかと考えてそのまま放置してある. その ECP-1の不動品が中古で出ていて, 購入すれば正しい結線は分かるため 2 台合わせれば稼働しないかと考えて購入を考慮した. というのは一方で off moll を検索すると保証付きのCP-Yが売られていたからだ. ECP-1 の方は junk 品で格安であった. もし購入すればスタックス CP-Y の美音が再び楽しめるかも知れない. しかし一方では稼働しなかったときには数万円の投資が消え失せてしまう. 悩みどころだ. これらの装置は実際にどう使用するかというとメインアンプに直接繋ぐか, プリアンプのライン入力に繋ぐことになる. フォノイコライザーの役割は ECP-1 の中にある石の電子回路がすべて果たすわけだ. と言うわけなのでこの CP-Y の熱狂的なファンはプリアンプに対するこだわりは持ちようがない. マランツ 7 の回路を3つも自作してきた私にとってこれは考え物である.  マランツ 7 を作った甲斐が全くないのだ. むしろ LP を再生する道具としては真っ向から対立するものだ. ところで CP-Y, ECP-1 はどんな音がするのか. 繊細で高音ののびがすごいというイメージである. 先輩のお宅で氏自慢のカートリッジと比較試聴した記憶がある. ただしこの時から当方の機械は調子は良くなかったが. 先方は私の方が優れた音がするとは認めなかった. 日頃真空管の音がすばらしいといっているくせに CP-Y となると石であるにもかかわらず応援するのはどうなのか. 時々思い出したようにノスタルジーを感じながら CP-Y を検索するのはぼちぼち止めないとと思う. 安定した品質の静電式カートリッジをどこかのメーカが発売していただけないか. フォノイコライザーは各社でているのだからそれが使用できる製品を是非.

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