私はかつて某私立大学病院に勤務していた. 医師の仕事に書類はつきもので, 途中から生命保険会社の診断書だけはメディカルクラーク (以下MC) さんが書くようになったがほとんどの書類は自分で書いていた. けっこう膨大な量で, 相当な時間をそれにとられていた. その結果, 17時に仕事を終えることが出来たとしてもそこからしかやりたい仕事が出来なかった. 時間内の余り時間はすべて書類書きに費やされると言うことである. 私はその病院での定年延長再雇用をせずに次の病院に勤めることにした. その職場は書類天国であった. 今まで書いてきた書類のほとんどが自動的に仕上がってくる. MCさんがカルテを隅々まで精査して書いてくださる内容は, まさに私の意図するとおりか, ないしはもっと優れていた. われわれが今までいかに医師でなくとも出来る仕事を一生懸命してきたかという証だ. 余った時間は医療に傾注できるというのはまさに正しい. 医師でなくても出来る仕事を非医師に任せるというのは医師の働き方改革にそのまま繋がっている. 今の病院がいつからこの体制になっているのかははっきりわからないがこの違いはかなり大きく, 自分が前の病院で時間と労力を無駄に使ってきたことが残念でならない.
土日開庁は当たり前では
またも極論を書きたくなった. 区役所が改築中で仮庁舎はやや遠いところにあって, 足を運ぶには車が必要である. 住民票のが必要であるが, 私は開庁時間には仕事をしている. 奥さんはフリーなのだが代わりに取りに行ってくれとも言いがたい. 役所は最低限度の事を時間外にも機能するべきで, それは郵便局がやっているレベルの仕事で良いと思うのだ. もし国民の公僕であるなら最低限度の融通を利かせるべきで土日は窓口がないというのはおかしすぎる. どこが公僕なのかと言いたくなる. ちなみにコンビニでの住民票発行がまだ出来ない市に私は住んでいる. これこそが問題かも知れないが. ちなみ月 1 回の日曜午前は開庁しているが, なかなか日程が合わないのだ. 月 1 回は回数が少なすぎる.